子どもが発熱したら?病院に行くタイミングや家でできる対処法とは?
こんにちは。オリちゃんです。
4日前に次男が熱を出しました。最初はそんなに高い熱ではなかったのでそこまで心配はしていなかったのですが、悪寒が長く続き、どんどん高熱になるので2日目に病院に行って診てもらいました。
3日目の朝になってようやく平熱に戻り、安心しましたが咳が出ているし、体力もまだ戻ってはいないと思ったので4日目からようやく学校へ!元気になって良かったです。
学校を3日間休みましたが、もっと休んでいるような感覚…心配していたからか長く感じました。
母になって10年ですが、未だに病院に行くタイミングや対処法に困惑してしまう自分がいます。今回は子どもが発熱したときの対処法をまとめました。
発熱したら様子見が大事
発熱したら心配で病院にすぐ連れて行きたくなりますが、10年の子育てで「様子見」の大切さを学びました。
処方してもらえる熱さましの薬を飲ませても、結局は熱さましの効果だけで病気を改善するものではないんですよね。また、早く行きすぎると後の不調が表れたときにまた病院に行くことになってしまうんです。
例えば初めは熱だけだったのに、だんだん咳がひどくなってしまったとか、耳が痛いと訴えるようになったとか。
「子どもの発熱はよくあること!」と構えて、1日目は様子見をして受診した方が、症状に合った処方をしてくれることが多いです。
様子見をすることで、熱の他にどこが不調なのか(喉の痛みなど)・1日を通して症状が現れやすい時間帯・機嫌や水分・食事の取り方・睡眠を確認することができます。お医者さんはこういったことも確認して薬を調節してくれているんですよね。
熱は「ウィルスを自分の抗体で戦っている証拠、戦うことで免疫を上げることができる」と聞いたことがあります。本人の抗体を信じて緊急ではない限り、すぐに病院に連れて行かないように心掛けています。
緊急性の高い発熱とは?
・水分が取れない
・41度以上の発熱
・異常な行動(幻覚やおかしな言動)
・長時間の痙攣・ひきつけ
・意識がない
子どもは発熱しても機嫌がよく、元気な場合も多いので様子見をおすすめしますが、上記のような症状があった時は救急車でも良いので休みの日でも早く受診することがおすすめです。
私は今までに長男のひきつけを経験したことがあります。ひきつけの後は長男の意識がなくなり、心配でたまらず病院で泣きながら起きるのを待ちました。
また別の日、次男も体調不良が続いて咳がひどかった時にかかりつけのお医者さんに「もし呼吸が苦しい症状が現れたら救急車を呼ぶように」と診察で言われたことがありました。
それからは心配でたまらず、咳が止まらなくなった時に救急車を呼んだことがありました。点滴をしてもらって回復を待ち、数時間で帰れましたがとても心配しました。
緊急性が高いかどうか迷っている時には電話で相談することもおすすめです。私の住んでいる地域では24時間体制で相談できるコールセンターが自治体で用意されています。救急を受け付けている病院に問い合わせをしてみても良いと思います。私も利用した経験があり、相談することで安心して翌日の診察まで家で様子見できたことがありました。
熱が出たら何する?家でできる対処法
体温の把握
体温は1つの目安として把握しておきましょう。平熱の把握のためにも日頃から測って把握しておくことも大切です。体温が高い子どもと体温の低い大人では熱の度合いも異なってきますよね。
平熱が高い子どもであれば、少し高くても親としては余裕を持って対処できる点もメリットです。
身体を温める?冷やす?
熱が出たときはまず氷枕の使用が定番と思いがちですよね。でも熱が高くて体が熱くても、ぶるぶると寒そうにしていることありませんか?次男もとても暑い日なのに1人長袖を着て布団に包まって過ごしていました。
熱が上がっていくときはどんなに厚着をしても、布団をかぶっても寒く感じるんですよね。寒く感じているようならとことん温めてあげることが大切な対処法になります。
熱が上がりきると汗をかいて暑そうにします。そんな時は氷枕の出番です。頭だけではなくてわきの下や首回りも冷やすと動脈が冷えて効率良く冷やしてあげることができます。
水分をしっかり摂る
わが家ではポカリを体調が悪い用にストックしています。スポーツドリンクは点滴と同じような 栄養素を含んでいるため、飲む点滴とも言われています。
スポドリの中でもポカリは高い価格帯です。それは栄養素の量が多いからだそうです。
食欲が出なくなる発熱時には栄養素がたくさん含まれたポカリの摂取がおすすめです。私は大人になってポカリの甘ったるい味が苦手になってしまったのでカロリーオフのものも常備するようになりました。
病院に行った後の過ごし方
薬剤師さんの話をよく聞く
病院に行って薬を処方してもらったら薬剤師さんから薬の説明を受けますよね。これはしっかりと聞いておくことがおすすめです。分からない点は聞いて解消しましょう。
今回、子どもが2日間も熱が下がっていないということで抗生物質を処方してもらいました。抗生物質の説明では「飲み切ってください」と説明を受けますが、これがずっと不思議だったんですよね。他の薬は「改善したら飲まなくてOK」と説明があるのに、抗生物質は改善しても「飲み切ってください」なんです。
始めは「?」と思いながら従っていましたが、ある時聞いてみると「途中でやめると病気の菌がさらにパワーアップしてしまう」という説明を受けて、それからは抗生物質だけは飲み忘れないように気を付けるようになりました。
あと、お医者さんに病状を見てもらって処方してもらっているのに、また薬剤師さんに病状を聞かることありませんか?これ正直「なんで聞くんだろう。めんどくさいな~」なんて思っていました😅これは薬に合った症状か薬剤師さんがちゃんと確認してくれているみたいなんです。
今までの経験で薬剤師さんが「この症状なのにどうしてこの薬なんだろう?医師に確認するのでお待ちください」と確認してくれたことがありました。
処方してくれる薬は医師と薬剤師さんがダブルチェックしてくれているので安心して薬を飲むことができるようになっているんですね。
薬の管理
飲む時間や保管することは親の務めです。
まだ長男が2歳くらいだったころ。病院から帰ってきて、もらった薬を床に置き、そのまま家事をしていたら長男がなんだか静か…。
は!と気づいたときには長男が薬をごくごくと飲んでいたことがありました。
小さい子に処方される薬は飲みやすいようにシロップタイプになっていて、長男はシロップの薬が好きでした。
私が気づいたときには半分くらいに減っていて…もう頭が真っ白になりました。急いで薬屋さんに電話したら様子見と指示を受け、とりあえず家にいることに。長男は薬のせいかいつもよりも多く昼寝をして、無事に目を覚まし、いつもと変わらない日常にホッとしました。
これが大人の薬だったら…など考えるとこわいです。
小さい子の手の届かないところで管理するとともに、薬によって飲む回数が異なったりするのでこちらが把握して正しく薬を飲ませましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました!