オリちゃんHOUSE

webライターとして活動している30代です。暮らしのことを共有して、誰かの気づきや発見が生まれたら嬉しいという思いで書いています。

ジョーカーの魅力を解説!ネタバレはしません

こんにちは。オリちゃんです。

 

話題の映画を主人と観てきました。

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http://wwws.warnerbros.co.jp/jokermovie/

公開前から警察が警戒し、アメリカではわずか3日間で興行収入100億円を突破した話題になっている「ジョーカー」です。

 

私と主人の感想は全く異なるものでした。

 

私はこわくて体中に力が入り見終わったあとは身体ガチガチ!肩こりバキバキ!

感想は😣😯😫😔😲😭😧😨…という感じ。

ホラー映画ではないので音で驚かされるとかはないんですが、とてもリアルな描写でジョーカーの世界入り込んでしまい、観る事が辛い部分がところどころありました。でも見逃すことはできず、こわい思いを抱えながらも最後までガン見。こわかったけど観て良かったと思う映画でした。

 

一方の主人は「かっこよかった!」と意外な感想… 「こわかった」と感想を述べた私に「へ?!」とビックリしていました。「かっこいい」という感想は観終わって日にちが経ってからジワジワ感じるものがありますが、観ているときに「かっこいい」なんて考える余裕はなかったな…

 

それでも共通の感想は「観れて良かった」という点。見終わった後に映画について話す事も夜まで続き、ここまで話し合う事は初めてでした。

 

こわい映画だという事は知っていたけど私も「ジョーカー」の公開を楽しみにしていました。どうしてこわがりの私がこの映画を観たかったのか、ジョーカーの魅力についてご紹介します。

 

 

 

きっかけは「ダークナイト

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バットマンシリーズには特に興味を持ってませんでした。ヒーローものの作品は漫画やアニメもあまり興味なく…アベンジャーズなどもちゃんと観たことはないんですよね。

この映画が公開されたときは子育てし始めたばかり。映画に行く余裕もなく、興味も特に持ちませんでした。しかし、このダークナイトでジョーカーを演じていたヒースレジャーが亡くなってしまったことはとても印象に残っています。ニュースを見ていた光景もなんとなく覚えているので今でも不思議だなと思っています。

 

公開後にDVDが出て、主人が借りて来たのを期待せずに私も観ました。いい意味で期待を裏切りバットマンを知らなくても面白い!飽きることまで終始釘付け👀

 

それからネットで情報を調べて、意味を探ったりするうちにジョーカーの魅力に惹かれていきました。今回公開にあたり、また調べてると新しい情報もあり、ジョーカーはさらに興味深い人物になっていきました。

 

バットマンの話も魅力はありますが、ジョーカーに魅了されたというところが1番かも。なのでこの公開を楽しみにしていたんです。

 

ジョーカーの魅力①俳優さんの演技がすごい

ジョーカーの設定を考えた人もすごいけど、ジョーカーになりきる俳優さんがすごいんです!私はダークナイトでジョーカーを演じた「ヒース・レジャー」と現在公開中のジョーカーでジョーカーを演じている「ホアキン・フェニックス」しか観てないんですが(全作品で6人いるらしい)、どちらもジョーカーになりきっているんです。

 

この憑依している姿に感動というか、吸い込まれるというか、魅力を感じています。

 

ダークナイトで演じているヒース・レジャーがこの方👇

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すごい爽やかでカッコいいイケメンでしょ?信じられないですよね…

ジョーカーをヒースの前に演じたのが生きる伝説と言われるジャックニコルソンでした。ジャックが演じたジョーカーはさすがと言われるほどの出来栄えで賞を受賞するほど。そのため、こんなに若くてアイドルのようなヒースがジョーカーとして抜擢されたとき、反発した声もあったんだそう。

 

そんなヒースはジョーカーになりきるために約6週間も部屋に閉じこもり、役作りに没頭したんだそうです。ジョーカーの声の出し方、仕草、歩き方、メイクの仕方などを作り上げて撮影に臨んだそうです。

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ジョーカーになりきりすぎたあまり亡くなってしまったという噂も出るほどに、ジョーカーになっていました。反発した人もこの仕上がりにきっとビックリしたでしょうね。

 

ダークナイトの映画の中でで殴られたりするシーンがあるんですが、ヒースが「本当にやってくれ」と要望を伝え、本当に殴られているんだそう。痛々しいシーンですが、本気度が伝わってきます。

 

映画「ダークナイト」のジョーカーが少し中途半端な形で終わっているんですが、そこもヒースのジョーカーで続編を考えていたのでは?と憶測が飛んでいました。

 

ヒースのジョーカーをもっと観たかった!ジョーカーだけじゃなくて他の役も観たかったと感じるのは私だけでないはず。とても残念です。なので、公開を前に少し懸念していたのが、ヒースではないジョーカーであること。見終わった感想は懸念する必要がないほどのジョーカーでした。

 

現在公開中のジョーカーで演じているのがホアキン・フェニックスです👇 

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映画で散々素顔を観ましたが、全然別人…。

ホアキンも役作りのために減量し、その減量がジョーカーの動きや脆弱性のある雰囲気につながっていると言っています。

 

気になっていたのが、「ヒースのジョーカーを参考にした?」という点。答えはNO。ホアキン自身も自分でジョーカーを作り上げ、演じていたそう。演技とは思えないほどの演技力に引き込まれました。俳優さんという仕事のすごさを目の当たりにした!すごいもの見た!という印象です。

 

ジョーカーの魅力②メイク

 印象的なジョーカーのメイク。

 「きっとジョーカーなら自分でメイクする」とヒース自身でメイクしています。

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 実際映画「ダークナイト」でもジョーカーの手にメイクが付いてるんです。その完璧ではないメイクが、さらにジョーカーをヒューマンらしいキャラクターに仕上がらせたんだと感じます。

 

ホアキンも同じく自分でメイクをして撮影に挑もうとメイクを練習していたみたいなんですが、却下されてしまったそうです。このエピソードだけでも「ジョーカー」を作る人たちが熱い思いを持って撮影に挑んでいるのが分かります。

 

メイクすることを却下されたホアキンですが、1シーンだけ自分でメイクした場面があるんだそうですよ。

 

ジョーカーの魅力③弱い

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 普通のヒーローものだったら、悪者も強くて苦戦しながら戦います。でもジョーカーは普通の人間で、鍛えたりしていません。バットマンは鍛え上げられた身体でパンチ力やキック力など攻撃力はあります。ジョーカーをやっつけようと思ったらすぐにやっつけられるはず。

 

 なぜ殺さないのか?

 

これはバットマンの信念があるから。バットマンは「悪党でも殺さない。更生できる」という信念も持っています。その気持ちを試すかのようにジョーカーは頭脳を使って「自分を殺させよう」としているんです。

 

バットマンの信念」とジョーカーの「バットマンに殺されたい」という戦いになっているんだそう。だからジョーカーは悪党の中でも最強という説が出ているんです。

 

 

ジョーカーの魅力④ミステリアス

ジョーカーは人です。なのでジョーカーにも生い立ちがあり、ジョーカーになる前の姿もあるはず。 

ダークナイトでのジョーカーは頬に傷を負っているんですが、その理由を「父にやられた」「自分でやった」など場面で違ったことを話すんです。結局どれが本当?とジョーカーの過去にミステリアスな部分を感じました。

 

そのため、ジョーカーがなぜジョーカーになったのかを知れる映画の「ジョーカー」は待ってました!という感じ。こわいとは分かりつつも、それ以上にジョーカーについて知りたかったんです。

 

 

まとめ

ジョーカーはまとめられないほどに奥行きのある人物。観ている時はこわすぎて「観るのやめたい!」と思い、観終わった後は衝撃やいろんな感情で疲労感を味わいながらも「観て良かった」と思い、観てから2日たった今は「また観たい」という気持ちに。

 

映画を観て、今回記事で魅力について紹介したことでジョーカーのことをさらに好きになりました。興味のなかった人にもジョーカーの魅力が少しでも伝わればうれしいです。

 

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 
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